集中力が切れやすい中学生にポモドーロ勉強法を試してみました

こんにちは!ポンコツ主婦のササノコです。

中学生の息子カズノコくんは、勉強のために机に向かう時間がやたら長い…

ちゃんと勉強してるんじゃないの?

う〜ん、そのわりには課題範囲がなかなか終わらなくて…

どうやら途中で集中力が切れて、勉強の途中になぜか他のことをしてしまうことがあるようです。

  • 机に向かう時間がやたら長い
  • 課題がなかなか進まない
  • 集中力が切れやすい

そこで、なんとか勉強に集中しやすい方法はないかと色々調べて、
タイマーを使って時間を区切るポモドーロ勉強法というもの見つけました。

もくじ

ポモドーロテクニックとは

ポモドーロテクニックとはフランチェスコ・シリロさんという人が、学生時代に勉強時間を効率良くできるように
トマト型のキッチンタイマーを使用して25分の勉強時間と5分の休憩を繰り返すという方法を考案した時間管理術の
一つです。
『ポモドーロ』はイタリア語でトマトを意味するのだそうです。

時間を区切ることで集中力を高め、勉強や仕事を効率的に取り組めることを目的とします。

ポモドーロ勉強法を試してみました

STEP
今日の学習内容を決めます

勉強スケジュールを科目ごとに書き出します。
ワークをやりたい場合は、どの科目の何ページをやるかを書き出します。
その書いた「やることリスト」を勉強机の前に貼り、いつでも見える状態にします。
やることリストの見える化です。

STEP
タイマーを25分に設定してスタート

25分間、ひたすら勉強に全集中です。

STEP
25分経ったら5分休憩(これで1ポモドーロです)

休憩中は…

  • ストレッチをして体をほぐす
  • 深呼吸する
  • 目を閉じる

などが良いと言われてます。
ちなみにカズノコくんはベッドで横になってました(笑)

STEP
がっつり勉強する場合

この「25分勉強+5分休憩」を4回繰り返したら、長めの休憩(15分〜30分)をとります。

ポモドーロ勉強法の良かったところ

  • タイマーを使うことでオン・オフの切り替えがしやすい
    ダラダラ勉強を避けることができます。
  • 疲労感がたまりにくい
    比較的短い時間で区切って、こまめに休憩を挟むことで、
    勉強することに対して疲れがたまりにくいです。
  • 効率良く勉強ができる
    25分間勉強に集中することで、途中で気が散るなんてことがなくなります。
    その結果、やるべき課題がサクサク進むようになります。
  • 勉強が捗ることで達成感が得られやすい
    事前に決めたやることリストの目標を達成することで自信につながり、
    モチベーションも高まります。
  • 時間を意識した勉強ができるようになる
    タイマーを使うことで解く問題に対して、どのくらいの時間がかかるか
    大体把握できるようになります。

これなら、カズノコくんも集中して勉強がは捗りそう!

ところが、このポモドーロ勉強法…
内容によっては不向きな場合もあるようですよ。

ポモドーロ勉強法のこれは…?と思ったところ

  • 学習内容によっては適さない場合も…
    学習内容によっては25分より長く集中しないと解き終わらない問題があったり、
    25分のタイムリミットを設けてしまうと、なかなか前に進まないと感じることがあるようです。
  • きっちり時間を設定することにストレスを感じてしまうことも…
    これも学習内容によって、またその課題の進み具合によっては時間をあまり気にすることなく
    進めた方が捗る場合もあります。

ポモドーロ勉強法を上手に取り入れる

学習内容によって集中する時間は変えてもOK!

個人によって、また学習内容によっては、集中しやすい時間は変わってきます。

必ずしも「25分勉強+5分休憩」と決めてしまうのではなく、
例えば、25分集中が難しい場合は「15分勉強+5分休憩」とか、
また「50分勉強+10分休憩」とかに設定してもいいと思います。
この時間設定だと、学校の50分授業と同じだし、定期テストや入試もこの50分が基準になるので、
この時間で集中できるように日頃から練習しておくのもいいですよね。
ちなみにカズノコくんは、時間がかかってしまう科目などはこの時間設定にすることが多いです。

集中できる時間は学習の様子を見ながら柔軟に対応していきたいものですね。

ポモドーロタイマーを使う

ポモドーロ勉強法では時間を区切って勉強しますので、タイマーは必須のアイテムとなります。
集中して勉強に取り組むために、タイマーはなるべくシンプルなものがおすすめです。

もちろんキッチンタイマーでも大丈夫ですが、うちはポモドーロタイマーを使ってます。
あらかじめ5・10・25・30・50・60分と6種類の時間設定がされていて、六角柱の形で、側面の数字を上にすると、その数字の時間でタイマーがスタートができるといった面倒な時間設定をしなくてもすぐにポモドーロ学習ができるものとなってます。
勉強デスクに置いてもすごくおしゃれで邪魔になりません。
ただ角度によって画面が見えづらいのが少し残念なところですが、使い勝手はいいので息子も気に入ってます。

あとスマホアプリでもポモドーロ用というのがあるみたいですが、カズノコくんには、まだスマホを持たせていない(勉強に使うときだけ私のを貸してます)というのもあって、スマホを使うのはうちでは選択肢に入ってません。

時間設定だけに追われないように

ポモドーロ勉強法は頻繁な時間設定が面倒に思うかもしれませんが、
基本的には「集中力を維持させることでダラダラ勉強を避ける」というのが狙いです。

  • やることリストを見える化
  • 集中できる時間を決めて区切る
  • 勉強時間に合わせてこまめに休憩をとる
  • やるべき課題が終わったらリストにチェックを入れる

「25分+5分」にとらわれることなく、上記のようなことを取り入れながら勉強に取り組むと集中力が切れにくい環境が作れるかと思います。
実際、カズノコくんはこのやり方で勉強に集中できて、ダラダラ机に向かうだけというのはなくなりました。親の私から見てもやるべき課題の進み具合はなかなか良好のように感じます。

まとめ

ポモドーロ勉強法はやり方としては
至ってシンプル。

  • 事前に今日のやるべき内容を決める
  • 25分間勉強に集中して5分の休憩をとる
  • これを4回繰り返して長めの休憩(15分〜30分)をとる

中学生は定期テストの前などは、どうしても勉強時間が長くなってしまうときがあります。
でも、長時間机に向かって勉強しても疲れてしまうだけで効率も悪くなってしまいます
あと、ダラダラ勉強で課題が進まず、睡眠時間が削られてしまうことだけは避けたいです。

中学生に勉強時間の管理を…というのもなかなか難しいと思います。
う〜ん?いや…できるお子さんもいるかとは思いますが、ちょっとうちはカズノコくんが自分で勉強時間の管理はまだまだ難しいので、私がやることリストを本人と相談しながら作ったり、タイマーに合わせて適度な声かけをしたりしてます。
なるべくしつこくならないように適度な距離を保ちながら、ある程度の見守りは今のカズノコくんには必要と感じています。

そのうちその見守りも必要でなくなるときがくるのかもしれませんが、今のうちは親ができるサポートがあればできるだけのことをしてあげたいです。

最後までお読みいただきありがとうございまいした。

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